嫌いな人、ざわつく人に感謝を

あなたには嫌いな人はいますか?嫌いとまではいかなくても、心がざわつく人っていますか?その人が自分に何かをしたというわけでもないのに・・。

私もたまにざわつく人に出逢うことがあります。実は、そんな人にこそ感謝する存在なのですよね。

なんか嫌い、ざわつく、鼻につくなど、何をされたわけでもないのに、なぜそのように反応してしまうのでしょうか。

その答えは、あなたの中にあります。ざわつく原因は、他者がどうこうではなく、あなたの中にあるものなのです。

自分に許していないことをその人が堂々としていたらそれを許せない、悔しいなどといったことで反応していたり、自分が我慢していることをその人が堂々としたり、親の投影だったり。

「うんうん、そのとおりだな」とこう書いていて改めて思います。

「あの人は、なんだか仕事を良く休んでばかりで、本当は何やっているんだか。」

そう思ったならば、自分が「疲れがたまってしまったので、お休みさせてください」「大事な用事がありますので、お休みさせてください」「家庭の事情でお休みさせてください」などとあなた自身が自分が休むことを許してあげたり、何らかの強迫観念があり働き続け休むことができないということに気付いてあげると、その人にざわつかなくなります。

このように、自分をざわつかせる相手は自分にとって沢山すごい事を気付かせてくれる存在なのです。その気づきを与えてくれる事象や存在に、ありがたいなと感謝できるようになると、あなたはひと回りもふた回りも心の成長ができたことに、心の中で喜びを感じられることでしょう。

これは「パラダイムシフト」と言って、見方が変わる時、考え、感情、行動も変わり、その時には在り方も変わっているからです。見方と在り方、この二つは直結し、相互関係にあると『7つの習慣』には書かれています。

参考文献 スティーブン・R・コヴィー 完訳『7つの習慣』

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