「自信のなさ」は、なぜ生まれるのか

自信のある人、ない人といますが、今日はそれについて書いていきます。

自信のない人というのは、「ありのままの自分」というのを、自分自身が認めていない、受け入れていないと言うのがあるのではないでしょうか。

私は、自信のつけ方には大きく分けて2つあると思っています。
1つは何らかの「スキルアップ」をすることにより「自信をつける」というわかりやすいこと。もう一つは、「ありのままの自分を生きる」ということです。世の中には、どんなにスキルや立派な資格を持っていても、自信がない人は沢山います。しかし、スキルや資格がなくても、自信を持って堂々と生きている人もいくらでもいますよね。

その違いはなんなのでしょうか。

資格など持っていなくても、どんな仕事についていようとも、自信を持っているというのは、自己肯定感、自尊心、自己効力感に支えられていると思っています。そして、その土台となっているのが、自己受容だと私は考えています。

一方で、資格を持っていたり、なんだかすごい仕事をしている人でも自信がない人というのは、目で見えるものは持っていても、目に見えないこういったものを持ちあわせていないと感じます。そうなってきますと、資格やスゴイ仕事みたいなものは、その方にとって自分を支えるの為にはとても大切なもの(盾や鉾)になるかと思います。

自己肯定感というのは自分を肯定する力、自尊心というのは自分の人格を大切にする気持ち、自己効力感というのは「自分ならうまくいく」「きっとできる」という目標を達成することができるという自分を信じる力のことですね。

どれも似ていますが、私の中では微妙な違いを捉えています。しかし、自分を「良し」とする根っこの部分は一緒であると思います。

そして、自己受容というのはそれらを全部丸ごと「どんな自分もOK」と自分の良いところもそうでないところも受け入れることだと思います。

しかし、それがなかなか難しいですよね。

特に、親や世間の価値観にばかり重きを置いて生きてきた人や過干渉に育った人にとって、「どんな自分もOK」と受け入れるこれはなかなか困難であると感じます。他人の価値観を持って生きている人が、それを良しと受け入れるには心の葛藤が大きすぎるからです。その心の葛藤については長くなるので今日は割愛しておきます。

しかし、まずはそこも受け入れていくことがスタートなんだと思います。その時には、相当の怒りが「膿」として、ありとあらゆる手段や人を介してでてくるなと私はクライエントとセッションをすることによって感じています。

これは、コーチングというよりカウンセリング領域になると思いますが、「膿だし」を経て心が浄化され穏やかになってきてはじめて本当の目標や夢がでてくるなと感じています。逆説的に言うと、それまでは「偽の願望」しか出てこないということです。

そして、どんな自分をも受け入れることで、少しずつ鎧を脱ぐことが出来ます。すると、ありのままの自分を受け入れることが本当にできると、外の世界へも「ありのままの自分」でいられるようになります。

すると、今までの鎧が外れ、ずっと生きやすくなります。

鎧をはずすと、自分の実力不足を悟られないように虚勢をはることもしなくていい、内面的な弱さを隠すこともしなくていい、上辺だけ取り繕う必要もない、本当の自分を隠すためにあれこれと恐れる必要もない、自分を上げるために他者の能力を軽視し、相対的に自分を上げることをしなくてもいい、より強く見えるように立ち振る舞うことに一生懸命にならなくてもいい、鎧が外されそうになる(本当の自分の姿がそれがばれそうになる)と「恐怖」「怒り」などという形で自分が自分自身を脅かし、いてもたってもいられなくなり、本来の自分の姿がばれないように、あの手この手でジタバタしなくてもいい。

ありのまま、本来の自分で生きると、そういった生き方を手放すことができます。

鎧を外した、ありのままの自分で生きていることを想像してみてください。

ありのままの自分で心地よく、肩ひじ張らずに「虚勢」を張らずに生きている自分。
「なんて楽なのでしょう!」
人生が激変すると思いませんか?

ありのまま生きると、おのずと自信というものが生まれてきます。

最後に、少し耳を塞ぎたくなるような話になります。このような鎧というのは、上辺だけ取り繕っているだけなので、本人は必死で隠していても、残念ながら他者からは案外よく見えています。言わないだけです。

こういった鎧を外すことは一人ではなかなか難しいこともあります。そんな方は、プロのカウンセラーと一緒にそれを少しずつ少しずつやっていくといいですね。私も対応ができますので、そのような鎧を外して、ありのままの自分を生きたいという人は無料相談にいらしてくださいね。

ただ、いま書いていてい思ったのは、自分自身で鎧をかぶっていると自覚している人は、すでに「ありのままの自分で生きる」7、8合目まで来ているのではないでしょうか。本当に何重にも鎧をかぶっている人というのは、そういった認識や自覚がない人がほとんどであると私は感じています。

なので、自覚のある人はその鎧をとっとと脱いで、一緒に夢を叶えていきましょうね!!あなたの中のにある「本当はどうしたい?」を引き出し一緒に叶えて行く伴走をします。

自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと新海智子

 

 

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