完璧主義を手放すとどうなるか？

今まで4回にわたって完璧主義について書いてきました。①完璧主義の特徴②完璧主義者が苦労すること③完璧主義の特徴的な思考④完璧主義の手放す方法。そして今日は完璧主義についての最後の記事になります。

完璧主義を手放すと、それはそれは想像がつくと思うのですが、今までの人生とは違った人生になっていきます。
それは、思考も行動もです。思考が変われば、行動が変わります。行動が変われば、結果もおのずと変わってくるのです。
そして、日々が変わり、月、年、人生が変わっていくのです。

人生というのは、日々の積み重ねですからね。

完璧主義というのは、自分がやりたいこと、成長すること、
前に進めることへの拒絶なのです。
どんなに頑張っても、「これでよし」「よく頑張った」とはなりません。登っても登ってもたどりつくことのない螺旋階段を上り続けてヘトヘトになってしまうのです。

結果ではなく、大切なのはプロセスだと思えるようになると、最初からうまくやろうとしないで、だんだんうまくいっていくだろうという心構えが必要で、そう思えたなら、「上手く行けばもちろん成功だし、上手く行かなくても行動したことが成功」となるのです。

完璧主義の方は、私はまだまだ足りないとなかなかチャレンジができません。インプット過多になっていて、圧倒的にアウトプットが少ないのです。

完璧主義を手放すと、どんどんチャレンジができるようになります。完璧主義の人は、はじめてやる慣れていないことも、最初からうまくやろうとし、さらにはそこに、称賛を求めています。けど、最初からうまくできなくてもいい、行動することに意味がある、誰からも称賛を得られなかったとしても、チャレンジした自分に自分自身だけは拍手をおくろうと行動できたならば、想像するだけで、ぽかぽかしてきませんか。

人間は完璧ではありません。人間として完璧というのは、完璧でないのが完璧なのです。完璧主義にしたいならば、その不完全である人間というものを、完璧にしてみてはいかがでしょうか。私は人間であり、私は不完全であるということを認め、理解することが出発点になります。

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認定心理士
自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと新海智子

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